貿易実務検定 お勧めの書籍
貿易業務に興味があり、資格をとって貿易業界で働きたい!!
。。。でもちょっと待って。
自分のイメージする貿易業界と実際の貿易業界は、ちゃんとマッチしていますか???
折角勉強して資格を取って、貿易業界に入ったとしても、「こんなはずじゃなかった!」なんてことにならないように、試験を受けたり就職や転職する前に事前にリサーチしましょう!
【貿易業界に興味を持ったら読んでおきたい本】
【難易度】★
この本は、貿易って一体何??
どんな仕事があるんだろうという疑問に応えてくれる本です。
とても分かり易く書かれているので初心者にお勧めです。
まず、この本を読んで大まかな流れを掴むといいと思います。
さすがに一時間で貿易の全体像は見えませんが(笑)、この本を読むのに半日あれば十分だと思います!
この本は、広く浅く貿易について満遍なく書かれているのではじめて貿易について勉強する人にわかりやすいコンテンツだと思います。
どれくらい分かり易いかというと、貿易実務検定で必ず毎回出題されるインコタームズもこんな風に図で説明されています。
また、一つのテーマにつき2ページという構成で、その内1/4~半分がイラストで説明しています。
図も教科書っぽくないイラストなので親しみが持てると思います。
あまり勉強というより簡単に貿易について知りたいなぁという人向けの本なので、初心者の方でも抵抗なく読めると思います。
また、この本を読んで面白いなとか興味を持ったら、試験を受けましょう。
この本を読んで、あまり気持ちが惹かれなければ、自発的に受験するのはあまりお勧めしません。
興味が無い分野の勉強は、、、、相当大変です。
(なお、必要に迫られて受験する人は除きます。
必要に迫られているのならば、好き嫌い言ってる場合じゃありませんからね。)
【難易度】★★
これは貿易実務について見開きで1ページは文字で説明、1ページはイラストを使って説明しています。「絵で見る貿易の仕組み」よりも突っ込んだ内容で、より詳しく貿易実務をイラストで説明しています。「絵で見る貿易の仕組み」を読んだあとに読むと理解が深まると思います。
【難易度】★★
この本は、貿易書類に焦点を絞っています。
貿易書類は、本当にたくさんの種類があります。
BL,LC,INVOICE、Shipping Instraction などなど。。。。
実務に携わっている人間でも、全部の書類を網羅しているわけではないと思います。
しかしながらB級では、貿易書類からも問題が出題されています。
なので貿易書類が分からないと、問題が解けないです。
自分が見慣れない書類でもどこに何が書かれているか把握しておかないといけません。
そのためには、広く浅くでもいろんな書類を見慣れる必要があると思います。
その意味でもこの「 よくわかる貿易書類入門」は、貿易に必要な書類について、説明1ページ、実際の書類1ページと見開きで書かれているのでとても分かりやすいです。
ポイントごとにまとめてありますので、実際に見たことがない書類でもなんとなくイメージがわきます。
こういう前知識を入れてから、過去問を解くととても勉強がはかどると思いますよ。
この本は、試験だけなく実務をする上でも必要になってくると思います。
試験の後にも使えるので試験が終わってもとっておいたほうがよいかと思います★
【難易度 ★】 貿易実務検定C級試験対策 改訂版 貿易実務英語の基礎
これはC級対策の本ですが、試験対策+実務でも役立つ本です。
貿易取引の交渉から、取引条件の交渉、ビジネスレターの書き方から用語集まで網羅しています。
この1冊あればC級はバッチリでしょう!
B急の英語に関しては、若干深めの貿易の知識+読解力(長文読解能力)も必要になります。
若干深めの貿易知識とは、英語でとある貿易条件の説明をしている文章を読んで「これは何について書かれているのか?」という問題が出たりするので、英語が得意なだけでは決して解けないです。
もちろん、単純な和訳問題も出ますがそれも、C級と比べると難易度ははるかに高いです。 長文読解については、貿易に関する長文読解なので、基礎知識として貿易に関するニュース等で情報を仕入れておくと楽だと思います。
(特に英語を読む自信がない方は、ニュースなどで日本語で予備知識を持っておくことで、英語で書かれていることがなんとなく分かる。ということもあるかと思います。)
また、過去問を解いていた時の体験談ですが、FTAについて書かれている文章がありました。
これは英語で書かれていることが理解できなくても、FTAについて書かれてるんだなと思えば、日本語で蓄積したFTAについての知識からも答えを導き出すことも可能です。
あと、長文読解は、必ず長文の中に答えがあります。
なので貿易についてよく分からない人であっても、英語さえ出来れば答えを導き出すことも出来ます。
相反することを書いてしまいましたが、実は長文読解ってとっても点数を取りやすい分野なんですね。
これが、和訳だと分かるOr分からないのどちらかで、考える余地はあまりありません。
でも読解は文章の中に答えがあるのだから、考えれば答えを導き出せる可能性が高いんです。
そういう意味では最後まであきらめずに頑張りたい分野ですね。
【貿易実務検定を受ける前に読んでおきたい本】
めざせ!貿易実務検定
この本は、絵で見る貿易の仕組みで興味を持ってさぁ受験してみよう!と思ったら試しに読んでみてください。
こんな風な試験なんだ~と実際の試験がどんなものか(試験の難易度とか。。)わかります。
この本を読んで、受験できそうだな~と思ったら受験を申し込みましょう!
ただ、この本を読んだだけで試験に受かるほど、甘くは無いです。
もちろん、受験するからには、テキスト&過去問を解くというのは必須です!
【教科書&参考書】
実際に受験する覚悟(って大げさな。。。)が出来たら教科書と過去問を買いましょう。
教科書と過去問は日本貿易実務検定で購入することが出来ます。
こちらのページから購入可能です。
教科書・・・何度も読み直してちょっとボロボロになりました。
大事なところは、線を引いて目立たせています。
線の引いてあるところは何度も繰り返し読みます。
過去問
過去にどんな問題が出たのか、その傾向を掴むのはとても大切なことです。
また、試験問題は、引っ掛け問題も出題されます。
知識の習得だけでなく、正解を選べる練習にもなります。
きっちり勉強しましょう!
教科書を読んで問題集を解いて、問題集で間違えたところをもう一回教科書でおさらいする。。。。
そういうことを繰り返します。