アメリカのオバマ大統領は11日、中国製タイヤに最高35%の追加関税を課す決定をした。これに対し中国は、世界貿易機関のルールに反すると強く非難した。
オバマ大統領は、アメリカへの輸入が急増している中国製タイヤに対し、最高35%の追加関税を3年間にわたって課すことを決定した。
アメリカ経済の再建を目指し、国内産業や雇用を守るためとしている。
今回の決定は、アメリカ国債の最大の保有国である中国との関係に影響を与えるのは必至で、24日に控えたG20で、貿易問題への懸念が各国の間で高まるとみられる。
一方、中国商務省は、貿易保護主義だと強く非難し、対抗措置に踏み出す可能性を示唆した。
FNN ニュースより
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00162860.html
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